過労死白書とヒロシと上原勇一郎

過労死の問題は20年以上前から問題になってるけど
そもそも日本人の労働に対する意識が180度変わらないと
なかなか解決なんて無理なんじゃないかと思う。

大体、日曜日が休日なんて概念だって
稲作文化で栄えた日本人にDNAレベルで馴染めるわけない。
太古の昔から、明治に入るまで
キリスト教以外のほとんどの日本人は
お天道様の都合で毎日生活していたからね。
一日の労働はその日にできるところまで・・・なんだよ。

学生の頃
「ニホンデハ、ヒロシガモンダイデショ?」
と、完璧な日本語でアメリカ人に聞かれたことがある。
「へっ?ヒロシが問題って・・・ヒロシって一体だれだっけ?」
ちょっと困った顔をしていたら
「ワークハードで亡くなってしまう人が・・・」
と、上原にもわかる完璧な簡単英語で詳しく「ヒロシ」について話してくれた。
「Oh!ヒロシって「カロウシ(過労死)のことね」
と、簡単な日本語で答えた上原。
まだ、学生だったので、長時間労働・過労死について
上手くディスカッションできなかった
実感もなっかたけど、な~んちゃってイングリッシュだったしね・・・

社会人になって
外資系出身の上司とペアを組んだ時
「君、未だ終わってないの?大丈夫、そんな忙しいの?」
「てか、なんでみんな帰んないの?もう時間だろ?」
と、よく言われた。
確かに・・・
仕事好きだし面白いからそれほど苦にはならなかったけど
だから、駄目なんだろうね。
中には、強制されていいる人もいるだろうから
しっかりしたガイドライン、「過労死白書」が必要なんだよね。